2009-12-12: Kruchten博士 特別セミナー
担当者 admin 登録日時 2009-11-27 11:22 (1406 ヒット) Kruchten博士 特別セミナー
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| 主催 | アジャイルプロセス協議会 |
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| 日時 | 2009年12月12日(土)10時00分〜12時00分(開場 9時30分) |
| 会場 | 株式会社豆蔵 〒 163-0434 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビルディング34階 (アクセス) |
| 参加料 | 当協議会会員:無料、非会員:3000円 |
| 定員 | ◆定員 50名 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。 |
◆講演要旨
ソフトウェア開発の世界をエクストリーム・プログラミング(XP)、スクラム、クリスタル、リーンソフトウェア開発のようなアジャイル開発手法が支配しようとしている。これらの手法は、新ためて人を重視するという点で、ソフトウェア開発に大きな恩恵をもたらし、大きな成功を示している。 しかし、これらの手法は万能薬ではない。つまり、「1つで全サイズを賄う」ソフトウェア開発の手法はないのである。アジャイル手法をそのまま使う場合、かなり限られた「スイートスポット」ではよく機能する。アジャイル開発のプラクティスの伝道者の多くが良いプラクティスを伝道するにも関わらず、それらが有効だと実証された環境から完全に切り離してしまうのはとても不幸なことである。それでは、自分のプロジェクトがあまり典型的ではない場合には、アジャイル手法を取り入れない方がよいのだろうか? 本セミナーでは、与えられたプロジェクトの環境を規模、チームの所在、ガバナンス、重要性、システムの年齢、ビジネスモデル、アーキテクチャの安定性、変化の割合という8つの概念で分析するための枠組みを紹介する。さらに、この枠組みを使って特定のプロジェクト環境に合うようにアジャイルプラクティスを選択、適合する方法を紹介する。 また、環境によっては、ソフトウェアアーキテクチャという概念とアジャイル手法が非常に補完的で、互いをよくサポートするということを示す。ジレンマは、アジャイルかウォーターフォールか、アジャイルか規律か、アジャイルか計画駆動か、にあるではない。ジレンマは、むしろ適合と予測にあるのである。つまり、どれくらいの不確実性に対処しなくてはならないのか?という点である。 我々は、アジャイル主義者の後の時代に来ており、実践者はアジャイル手法をより厳しい目で眺めており、状況に応じてアジャイル手法のプラクティスを適度に「昔のやり方」で補うようになるだろう。PMP認定をまだ捨てないでください。◆講演者プロフィール
フィリップ・クルーシュテン(Philippe Kruchten)は、ブリティッシュコロンビア大学の電気コンピュータ工学部のソフトウェア工学の教授である。2004年からのブリティッシュコロンビア大学での勤務以前は、30年間に渡り、産業界の電気通信、防衛、航空宇宙、運輸の分野で大規模でソフトウェアが多用されているシステムの設計に携わってきた。クルーシュテン博士は、1999年から2003年にラショナル社はIBMに買収されるまで期間に渡り、ラショナル統一プロセス(RUP)の責任者であった。博士の経験の一部は、”RUP 4+1ビュー”というアーキテクチャ設計手法などの形でRUPに組み込まれている。博士が現在興味を持っている研究分野は、主としてソフトウェアアーキテクチャであり、特にアーキテクチャ上の判断や判断プロセスであるが、アジャイルソフトウェアエンジニアリングプロセスにも興味を抱いている。クルーシュテン博士は、Ecole Centrale de Lyonで機械工学の学位を授与され、Ecole Nationale Superieure des Telecommunications (Paris)で情報システムの博士号を授与された。博士は、IEEE, ACM , AISの会員であり、ブリティッシュコロンビア州のProfessional Engineerの資格を取得している。■ プログラム
発表内容、講演者等については変更の可能性があります。
